ゆりのわか

超意訳!和歌考察!

2021-01-01から1年間の記事一覧

きらきら光る、雨のしずく。

雨の降った後の晴れ間が好きです。 雨の湿気た匂いと、日差しのぬるい暖かさが、心地よいです。 私は雨が止んだ後、ベランダに出るのが好きなんですけれど、 ベランダから庭を見下ろしたときに、庭のコブシの枝に雨のしずくがきらきらと くっついていて、光…

えっ来週旅行で××にいくんですか?なら、××は行ったほうがいいですし、絶対アレは食べたほうがいいですよ!

最近、奥の細道を読んでいます。 といっても、がっつりではなく、小学館の日本の古典を読むシリーズを 図書館で借りて読んでいるので、あっさり目ではあるのですが・・・! 私は、万葉集~古今集~新古今集、あたりまでの和歌が好きです。 だから、俳諧や近…

元気ないみたいだから、ウナギでも食べて元気だしてよ!

しばらく放置してましたね。 元々和歌の良さをいろんな人に伝えたい!という想いベースで始めたこのブログ。 でも、次第に私の脳内を取りとめもなく好き放題書いているブログになり、 これでいいのかな?なんて思いながらも更新していましたが。 近々、別サ…

#005 和歌イズマーケティング

今日ちょっとした考える機会があって、 「あぁ、和歌ってマーケティングだなぁ」と思ったんです。 和歌ってたぶん、万葉集の時代とかは、 相手に送る手紙とか純粋なメッセージとしての機能を持っていたけれど、 平安中期以降・国風文化が栄えていくにつれて…

#004 忍ぶ恋の話。

夏の夜の空気が好きです。 夜だけれど、なんだか外に出たくなるようなあの感じ。 暑さが少しだけ引いて、窓の隙間から吹く風が心地よい。 そんな感じが良いです。 今日の和歌は、夏の歌です。 一言で言えば、静と動が同時に込められている、そんな歌です。 …

#003  全ヲタクに勧めたい、推しへの愛を称える和歌

霞立つ 春の山へは とほけれど 吹きくる風は 花の香ぞする 和歌における大きなテーマは「愛」です。 現代の私たちも、彼ら同様様々なものに「愛」を持っています。 家族に友達に恋人に、そして好きな芸能人に。 その意味で、和歌で歌われた愛が、 形は違えど…

#002 かきつばた

唐衣きつつなれにしつましあればはるばるきぬる旅をしぞ思ふ 博物館・美術館が好きです。 絵画や工芸品を眺めるのが好きです。 高等なことにはあまり詳しくはありませんが、 「美しい」「かわいらしい」「色合いがすてき」 そんなライトな感じで鑑賞するのも…

#001 優等生の私と手のかかるあの子。

底冷えするような冬の日々の合間、 ふと外に出ると今日はなんだかあたたかい、太陽の温もりを感じる、 そんな季節が好きです。 外気はひんやりとしているのに、陽気があって暖かい。 春を感じます。 2月の半ば~3月の頭頃でしょうか。 梅がちらほらと咲く季…

#000 和歌と私

中学生くらいの頃、古文が嫌いでした。 源氏物語も大して面白くないし、古典文法を覚えるのが面倒くさすぎる。 授業中ぼんやりと国語の資料集を眺めているそんな学生でした。 そんな私が和歌を好きになったきっかけは、 小学館から出ている「日本の古典を読…